プログラムのソースコードは
同じ処理でも
いろいろな書き方ができます。

例えば、以下の2つのコードは
どちらも 1 から 100 までの
数字を全て足す・・・という処理です。

似た様なコードですが、
括弧の場所や、スペースの入れ方等が
違ってきます。

この、ソースコードの書き方を
プロジェクトや組織の中で
統一させる為に決めたルールを
コーディング規約」といいます。

つまり、
「自分勝手に書かないでね。」
「決まった書き方で書いてね。」
とルールを決めるのです。

このコーディング規約は
多くの組織やプロジェクトが作っており、
かの IT 大企業 Google も
独自のコーディング規約を作って
公開しています。

では、このコーディング規約・・・
「本当に必要か?」と尋ねられたら
おそらく大半のエンジニアは「必要」と
答えると思います。

ですが、私の場合は
このコーディング規約はごく最小限に抑えます。

最小限の部分は、著作権を守る為に
Copyright を入れたり、
再利用しやすい様にドキュメント自動作成の為の
コメントを入れるといった部分で
少なくとも、書き方を揃える為に
ルールを作る事はありません。

ですから、
「記述を揃える為のコーディング規約はいらない」
というのが私の答えになります。

なぜ、その様な考えを持っているかと言うと
私自身が人のルールで
ソースコードを書くのが嫌いだからです。

人の作ったルールで作業しているうちは
「所詮、人のもの・・・」
といった感情はどうしても出てきてしまいますし、
ソースコードを記述する過程で
「人の作ったルールに沿った記述に揃える」
といった、何の生産性も感じられない
作業を強要されるので
モチベーションが全く上がらないのです。

ソースコードの記述方法が
揃っていた方が良いか?
揃っていない方が良いか?
と尋ねられれば、それは私も
「揃っていた方が良い。」
と答えます。

しかし、以前お話しましたが
私が開発で最も優先しているのは
モチベーションです。

これが犠牲になるので、私は
ルールで縛って記述方法を揃えさせるという事は
やらないのです。

ですから、技術者達の機運が高まって
自主的に「ソースコードを揃えていこう。」と
動く様になれば、それは、むしろ推奨すべき事だと考えます。