これまで、5回にわたって
「残業をしてはいけない」
というお話をしてきました。

この話を聞いて、あなたは
どう思いましたか?

「よく分かった・・・
自分もこれから残業をやらない様にしよう。」

と思いましたか?
それとも・・・

「それは違う・・・
残業は必要なものだ。
だから自分はこれからも残業をやる。」

と思いましたか?

人それぞれ意見があるので、
それは良いと思うのですが、
もしも、あなたが

「残業をやったらいけないのは分かった・・・
でも、自分のところでは無理だなぁ。」

・・・ と考えていたとしたら
注意が必要です。

なぜなら、世の中にはいろいろな
ノウハウがありますが、
それが 100% あなたの立場に立ったものなど
ほとんど、ありませんし
何かを始めるには、
必ず障害がつきものだからです。

「自分の場合は無理・・・」

そう考えてしまう
思考回路を持ってしまうと、
実は、ほとんどのケースで
それが当てはまってしまい
結局のところ、何もできなかった・・・
そういう結末にもなり兼ねません。

言うまでもない事ですが、
何かをやり遂げる・・・という事は
その前に何かを「決断」しなければなりません。

オリンピックで金メダルを取るにも
その競技をやり続けるという決断・・・
辛い練習にも耐え抜くという決断・・・
結婚するにも
自分の家族を守り抜くという決断・・・

結局のところ、
何も決断しなければ、何もやり遂げる事は
できないのです。

私が残業しないきっかけとなった
「残業ゼロ」の仕事力の著者
吉越浩一郎氏も
社長という立場から
社員の反発にあいながらも、
残業をさせないという「決断」をして
社内の残業をなくしました。

私もそれを読んで
「残業をやらない。」という
決断をしました。

周りは残業をやるのが
当たり前の風潮でしたし、
最初はみんなが残っている中
早く帰るのは罪悪感もありました。

時には
「仕事が遅れているのなら
残業してでも終わらせないといけない。」
とか、

「田中君って8時間経ったら
それで帰っていいと思っていないか?」

とか言われた事もありましたが、
私は、なんとなく残業しないのではなく
残業をしたくないからしないのでもなく、
「残業をしない。」と「決断」しているので、
少しくらい、何か言われても
態度が変わる事はありません。

この様に何かをやろうとしても
100% 条件が揃うなんていう事は
ほとんど、ありません。

ですから「自分の環境では無理。」だと感じた時には
では、今の自分でやれる事は何か・・・
それを考えてみて下さい。

私も、残業をやらなくなったと言っても
全くのゼロになった訳ではありません。

社外に対する締め切りが迫っていて
大変な時には、他の人に仕事を押し付ける訳にも
いかないので、
そこは残業して対応していました。

そして、それでも出来ないという時には
「自分はやらない。」
という決断も、もちろんあり得ます。

それは、あなたが何か他のものを
優先した結果ですから、
それで構わないと思います。

とにかく、やるにせよ、やらないにせよ
「自分はこうする・・・」
そういう風に「決断」する様
心がけてみて下さい。

そうする事で、あなたの行く末は
より、あなたの意思に沿ったものに
なっていく筈です。