最初はメンバーの一員として
開発作業をしている
プログラマー達も
業務経験を積み重ねていくと
いずれ、リーダーとして
抜擢される機会が出てきます。

これは当然、優秀である程
リーダーとして選ばれやすいのですが、
しかし、優秀なプログラマーであればある程
陥ってしまう罠があります。

それは、

  • プログラミングに自分という技術者が使えない。

という事です。

リーダーになって、
開発チームをまとめていくという事は
それまで、一作業員として
ソースコードを書いていた時とは
業務の性質が大きく異なる事になります。

それまで、優秀なプログラマーだった
あなたは、
突然のトラブルや、迫って来る締め切りに対して
その技術力で乗り越える救世主だった訳です。

しかし、あなたがリーダーになるという事は
その救世主が作業要員から
外れてしまう・・・という事です。

そして、こう感じてしまうのです。

「自分が作業すれば、もっと早く進められるのに・・・」

このジレンマは優秀な
プログラマーである程、
感じる事となります。

しかし、チームのメンバーは
チームの環境によって
開発のしやすさやモチベーションが
変わってきます。

ですから、あなたが本当にやるべき事は
チームのメンバーが開発を前に進めやすくする為の
環境づくりです。

その為にはどうすれば良いのか?

その答えは
それまで、プログラマーとして
実績を積み、信頼を得てきた
あなた自身の中にあります。

ですから、あなたがリーダーになった時・・・
自分の「スキル」や「技術力」といったものは
一度忘れて下さい。

そして「経験」の方を
チームのメンバー達に還元するのです。

あなたが、リーダーとして
プロジェクトを達成に導いた時、
それまで、一作業員として業務に
加わっていた時以上の
達成感、喜び、やり甲斐を感じる事になります。

IT エンジニアの資質は
リーダーを経験して初めて
真に問われる事になります。

現在、あなたがリーダーでなかったとしても、
是非、日頃から
「自分がリーダーだったらどうするか?」
という事を考えてみて下さい。