IT エンジニアに限らず
ビジネスを進めていくと
さまざまな問題にぶつかる事が
あります。

この時、

「ビジネスは掛け算で
 構成されている。」

という事を意識しておくと、
突破口が見えてくる事があります。

例えば、売上が全然上がらない・・・
という問題を抱えている時、

売上に関連している要素は
何か? という事を
いろいろと考えてみます。

案件数、単価

すると、

売上= 案件数x 単価

・・・と、売上の問題を
案件数と単価の問題に
分解する事ができます。

そして、単価は問題がなくて
案件数が少ないという結論に
なったら、今度は案件数の問題に
集中して考える事ができます。

そして、今度は案件数に
フォーカスして考えた時に

案件数= 接触回数x 成約率

といった感じで
表す事ができたとすると

売上= 接触回数x 成約率x 単価

といった様に、
どんどん細かく分解していく事が
できる様になります。

ここで、詳細に触れる事は避けますが、
丁度、数学で、
与えられた式を掛け算の形に直す
「因数分解」という言葉があるので、
これを私はビジネスの因数分解
呼んでいます。

これは、売上に限った事では
ありません。

例えば仕事の成果にしても、

成果= 効率x 時間

といった形にすれば
仕事の成果が上がらない・・・
といった時に
効率の問題と時間の問題に
分けて考える事ができます。

そして、掛け算には
次の重要な特徴があります。

●一つでもゼロであれば全体はゼロ。

例えば、

売上= 接触回数x 成約率x 単価

だったとします。

お客様との接触回数が
どんなに大きくて、
単価がどんなに高くても
成約率がゼロ・・・

つまり、接触したお客様に
全て断られる様な状況であれば
売上の値はゼロになります。

この様な場合は、
いくら他の問題に取り組んでも
改善される事はありません。

成約率の問題を一刻も早く
何とかすべきであって、
それは掛け算の形にするから
見えてくる事でもあります。

また、この様に掛け算の形にすると
目標達成も容易になります。

例えば、

「売上2倍」

これだけ聞くと、
なかなか大変な目標に感じられるかも
しれません。

しかし、

接触回数・・・1.3倍
成約率・・・1.3倍
単価・・・1.3倍

これで、掛け算をすると
既に2.2倍近くになってしまいます。

つまり、この場合は
それぞれの要素を1.3 倍にすれば
売上の2倍はクリアできるのです。

ビジネスはいろいろな要素が
絡んでいます。

しかし、それをうまく分解できた時、
問題の解決や目標の達成は
各段にやりやすくなってきます。