今回はエンジニアの
コミュニケーションのお話です。

どの様な業種も
コミュニケーションは大切ですが、
エンジニアは、
それが苦手な人も多いという事で、

よく、エンジニアの
コミュニケーションが
話題、問題にされます。

コミュニケーションと言うと、

聞く、話す

といったスキルに
目が行ってしまいがちですが、
私の経験上、
それらは、下手でも一所懸命やれば
何とかなります。

なぜなら、
コミュニケーションというのは
最終的には伝われば良いので、
その途中過程が
上手とか下手とかというのは
大して重要ではないのです。

 

かく言う私も、

「読む」「書く」「聞く」「話す」

の4つのうち、
「書く」だけが比較的まし・・・
というレベルなので、

実は、このブログで
いろいろ書けている程、
実際の現場では 読めたり、聞けたり、
話せたりしている訳では
ありません。

 

それよりは、もっと根本的な
エンジニアの「考え方」の部分に
コミュニケーションの問題は
潜んでいます。

今回は、エンジニアが
やってしまいがちな、
コミュニケーションで失敗する
3つの事を挙げていきたいと
思います。

その3つとは

● 相手を見ないで話す。
● 「できない」と言ってしまう。
● 専門用語を使ってしまう。

です。

それぞれについて
見ていきたいと思います。

 

相手を見ない

相手を見ないで、
コミュニケーションを取る・・・

ついつい、それをやってしまう
エンジニアというのは
意外と多いです。

では、相手を見ないで
どこを見ているのかというと、
それは、パソコンの画面です。

エンジニアはパソコンの画面を
見ている時間が長い業種です。

その作業中に、
声をかけられたりすると、
ついつい、その画面をみたままの
状態で、受け答えを
してしまったりするのです。

しかし、相手を見ないで
別の方を見て
コミュニケーションを取る・・・
というのは
コミュニケーションの方法と
しては最悪です。

話している側も、
きちんと聞いてもらっているのか
どうか不安になってしまって
話しづらいですし、

聞く側も、パソコンの画面を
見ているという事は、
聞く事に集中できていないと
いう事です。

つまり、パソコンの画面を
見ながら聞く・・・というのは

話す側も話しづらくて、
本来の 50% ・・・

聞く側も、それに集中できなくて
本来の 50% ・・・

と、従来の 50% で入ってきた情報を
50% しか聞けていないという事で
そのコミュニケーションは
本来の 25% の効力しか
発揮していないのです。

これでは、話す側も聞く側も
時間の無駄です。

これは、基本的な事ですが
コミュニケーションを取る時には、
何かをしながらではなく、
それに集中できる体制を
整えて下さい。

 

「できない」と言う

例えば、お客様やチーム内の
打ち合わせで

「〇〇 をしたい」

と言った要望が出た時に
例えば

「今の設計では出来ません。」

といった事を
口にしてしまうエンジニアは
多くいます。

多分、その人が担当者で、 実際に、
そうなってしまっているから
そう答えているのでしょうが、
これは専門家の受け答えとしては
失格です。

特に相手がお客様の場合は、
担当者が、どの様な設計をしたか?
なんて関係のない話です。

では、プロに求められる
回答は何か? というと、
それは、その先にある提案です。

確かに、今の設計では
それをやるのは、難しいのかも
しれません。

では、どうするのか?

 

コストをかけて、
今の設計を変えるのか?

それとも、今の構造のまま
できるまでの事をやるのか?

もしくは、それに代わる
代替手段があるのか?

それは、そもそもやる価値の
ない事なのか?

 

そういった、
それぞれの実現可能性を
示せて、その先の展望を見せてこそ
初めてプロの回答です。

決して「できない」の一言で
終わらせたりしないで下さい。

 

専門用語を使う

IT 業界には、
たくさんの専門用語があります。

そういった、専門用語を
使いこなしていると
外目には、プロっぽく見えて
かっこいいイメージが
あるかもしれませんが、

本当に優秀なエンジニアは
むやみ、やたらに専門用語を
振り回したりしません。

特に、相手が専門家でないお客様や、
エンジニアでないメンバーの場合、
本当のプロというのは、
相手に分かりやすい言葉で話します。

自分が当たり前に使っている言葉は
世間では、
決して当たり前ではない・・・

その事を意識して、
むやみに専門用語を使わず、
相手に分かりやすい言葉で
伝えて下さい。

 

以上、エンジニアが
やってしまいがちな事を
挙げてみましたが、
これらを、改善するだけで
コミュニケーションは
格段にスムーズになります。

心当たりがあった方は、
是非、今日から意識してみて下さい。