今回は開発スピードアップの
お話です。

最近はだいぶ「まし」に
なってきたとはいえ、
まだまだ プログラマーや
SE というのは
残業の代名詞の様な仕事です。

日々残業しているエンジニアは
まだまだ多いですし、
仕事が多くて終わらない・・・という
悩みを抱えているエンジニアも
たくさんいます。

しかし、それらの多くは
効率の悪い仕事をしてしまって、
だらだらと時間が
過ぎてしまっているのが
主な原因だったりします。

そこで、今回は
効率良く仕事をして、
開発スピードをアップさせる方法を
お伝えしたいと思います。

 

開発スピードを上げるのには
以下の5つの事に
気を配ってみて下さい。

● 終わりの時間を決める。
● 無駄な仕事はやらない。
● プライベートを充実させる。
● 作成スピードより
更新スピードに気を配る。
● モチベーションを上げる。

それぞれについて、
説明していきたいと思います。

終わりの時間を決める

「パーキンソンの第1法則」
というのがあります。

「仕事の量は、
完成のために与えられた時間を
すべて満たすまで膨張する。」

これは、何の事かというと
例えば、あなたが何かの仕事を
引き受けたとして、
その期限が3日後だった場合、
その仕事量は3日分になるし、
5日後だった場合は、
その仕事量は5日分になる・・・

何か、仕事を割り当てられた場合、
それは、与えられた時間を
全て使ってしまうというものです。

ですから、いつも残業を
している人というのは、たいてい

「残業して終わらせればいいや。」

と考えていて、
そういう仕事の仕方をしているので、
結局は残業してしまうのです。

しかし、残業しない人というのは
きちんと、「定時で終わらせる」
という事を自分の中で決めています。

そして、それを決めているからこそ
限られた時間内で、
きちんと成果を出す様な仕事を
しているのです。

例えば、私が昔
チームリーダーをやっていた時、
チームのメンバーの中に
すごく仕事の速い
エンジニアの女性がいました。

その女性は、保育園に
子供を預けている為、必ず
毎日定時で帰っていました。

彼女がきちんと定時で帰らなければ
お子さんのところには、
なかなかお母さんが
迎えに来ない・・・という事になります。

ですから、彼女は何が何でも
定時に帰る必要があるのです。

そういう仕事をしている彼女は、
誰も叶わないスピードで、
どんどん機能を作っていきました。

この様に、終わりの時間を
決めている人というのは
その時間に終わらせる為に
高いパフォーマンスで仕事を
しているのです。

ごく、たまに
仕事が終わらないのなら
残業してでも終わらせろ・・・という
あほな上司がいますが、
とんでもない話です。

締め切りが近づいているとか、
緊急の要件なら、
まだ仕方がないですが、

できもしないスケジュールを立てて
それを満たしたいというエゴの為に
わざわざ、あなたの貴重な時間を
捧げる必要はありません。

そもそも、
残業しなくて終わらないものが、
残業すれば終わるという
考え方自体が間違えています。

理不尽な残業要求には
きっぱりと No を突きつけましょう。

無駄な仕事はやらない

次は「80 対 20 の法則」の
話をします。

これは、あなたの仕事の 20% が
あなたの成果の 80% を占めている。

そして、あなたの仕事の
残りの 80% は、あなたの成果の
20% くらいにしかならない
・・・というものです。

これは、つまり
あなたが  成果を出す 20% の仕事に
集中すれば、
今の5分の1の時間しか働かなくても
今の8割程の成果は
出せる
という事です。

これは、何も考えないで仕事を
やっていると、
かなり無駄な部分が多い・・・
という事を意味しています。

 

ここで、あなたのこれまでの
仕事を見直して欲しいのです。

無駄な事はやっていませんか?

振り返ってみると、
多分、やっても成果に
なっていないものや
無駄な雑用等、結構あると思います。

多分、エンジニアに限らず
世の中で働いている人達というのは
自分がやるべき、すべての事を
できている人というのは
極めてまれだと思います。

どうせ、全部はできないのでしたら、
成果の出る 20% に集中すべきです。

プライベートを充実させる

エンジニアの仕事は
動き回りこそしないものの、
ずっと、パソコンで作業をしている
とてもハードな仕事です。

例え、残業しないで
毎日定時で帰ったとしても
確実に疲労やストレスは
蓄積されていきます。

そこで、必要なのが
心身のリフレッシュです。

疲れやストレスというのは
溜まれば、溜まるほど
当然、効率というのは
落ちてきます。

それを、仕事以外の
時間に回復させていくのです。

私の知る限り、
仕事のできる人というのは
プライベートも充実している人が
多いです。

家族と過ごしたり、
旅行に行って、美味しいものを
食べたり、
自転車に乗ったり、
マラソンやトライアスロンの
大会に出たり・・・と、
そのリフレッシュ方法は さまざまです。

あなたも、自分の仕事の効率を
上げる為に、是非、
心身のリフレッシュ方法を
決めてみて下さい。

作成スピードより更新スピードに気を配る

次は、少し技術者っぽい
テクニカルな話をします。

ソフトウェア開発というと
結構、開発スピードに
目が行ってしまいがちですが、
実は重要なのは更新スピードです。

更新スピードを考慮しておかないと、
極端な話、プログラミング等は
ひたすら、べた書き・・・
そして似た様な部分が出てきたら
コーピー & ペースト
の方が手軽で簡単にできてしまいます。

しかし、不具合が出た時の修正や
修正・拡張などでは
それは、どこを編集すれば良いのか
分かりにくい、最悪のコードと
なってしまいます。

最初のうちは、
少し時間がかかるかもしれません。

しかし、最初に
後々の更新の事を考えて作っておけば、
そこの部分に関わる時間は
圧倒的に少なくなります。

モチベーションを上げる

最後は精神論の話です。

言うまでもなく、
「楽しい」と思ってワクワクしながら
仕事をするのと、
「つまらない」と思って
だらだら仕事をするのでは、
かなり効率が違ってきます。

それは、どの業種も同じだとは
思うのですが、
ソフトウェア開発の場合は、
目に見えないものを
作っている仕事という事もあって、
人がやっている部分の
その場の成果と効率が見えにくい・・・

つまり、だらだらとやっていても
ばれにくい・・・ という事もあって

(毎回やっていると、
全体的な成果が出ないので
ばれてしまいますけどね。)

モチベーションによる効率の差は
私の経験上、少なく見積もって2倍、
時には10倍以上の差が生まれます。

では、どうすればモチベーションが
上がるのでしょうか?

それは、イソップ物語の
「3人のレンガ職人」に
ヒントがあります。

それは、簡単に話すと以下の様な内容です。

 

「ある旅人が歩いていると
一人のレンガ職人が、
辛そうな顔をして、レンガを
積み重ねていました。

旅人がそのレンガ職人に
話かけると、そのレンガ職人は

『ここで、ずっとレンガを
積まされているんだよ。』

と答えました。

さらに、旅人が足を進めると
今度は、淡々とレンガを積んでいる
レンガ職人に会いました。

旅人がそのレンガ職人に
話かけると、そのレンガ職人は

『レンガを積むのが私の仕事でね。
これでお金をもらって、
家族をたべさせているんだよ。』

と答えました。

また、さらに旅人が足を進めると
今度はニコニコしながら
レンガを積んでいる
レンガ職人に会いました。

旅人がその職人に声をかけると

『今、これから歴史に残る
大聖堂を立てているんだよ。』

と答えました。

旅人は元気をもらって、
先に進みました。」

 

この話を聞いて、
どう思いましたか?

ここで言いたいのは、
同じ仕事をしていても人によって、
捉え方が違うという事です。

 

あなたの、今やっている仕事の
意義はどこにあるのか ?

自分がこの仕事をする事によって、
誰の役に立ち、喜んでくれるのか?

 

是非、それを考えてみて下さい。

 

以上、仕事の効率を上げて
スピードアップする方法を
挙げてみました。

是非、次回から取り入れて
今後とも、心身ともに充実した
毎日を過ごしていって下さい。