現在、私は
フリーランス・エンジニアとして
起業して、それなりに軌道にも
乗ってきていますが、
実は、失敗もいくつか
してきています。

今回はその中の

「知り合いからの依頼」

について、
お話したいと思います。

 

知り合い・・・とは言っても
私が受ける依頼は
ほとんど、口コミなので
そういう意味では、
ほとんどが知り合いから
受けていると言っても
良いかと思います・・・

ですが、その中でも私が
失敗したのは

「プライベートでの知り合い」

・・・

つまり、エンジニアとしての
私をよく知らない人からの
依頼でした。

 

私はこの手の
失敗を2度しています。

どちらも、知り合いが
取ってきた案件だったのですが、

1度目は、その知り合いが
私の方針と合わないと
言って、途中で決裂・・・

2度目は、別の知り合いで
その人とは、
うまくいっていたのですが、
その発注元が、
その知り合いの方に
難クセをつけてきたらしくて
途中で流れてしまいました。

 

どちらも、ある程度
時間や費用をかけて
いたのですが、

・・・ にも、関わらず
お金は1円も貰っていないので、
多分 合計すると
数十万円相当の損害に
なっていると思います。

相手に言いたい事も
山ほどあるのですが、
ここで、それを言っても
仕方がないので、

今回はその
反省点と対応策を
考えていきたいと思います。

私が、これらの件で
犯した失敗は、
以下の3つが挙げられると思います。

● 契約を断らなかった。
● 契約書を交わしていなかった。
● コミュニケーション不足

 

それぞれについて、
見ていきたいと思います。

契約を断らなかった

これは、後から冷静に
考えれば・・・という事になりますが、
今考えると、両方とも
断るべき案件だったなと考えています。

理由は2つで異なるのですが、

まず、1つ目の方は
その知り合いと、仕事の考え方が
合わない
事・・・

この人とは、その案件を受ける前も
いろいろと交流があったのですが、
その時に、仕事に対する考え方が
合わないなぁと思う事は
何度かありました。

しかし、この件では
そういった事を考慮する事なく
引き受けてしまったので、

ある程度進めた後で
方針の違いが出てきて、
決裂するに至ってしまいました。

 

そして、2つ目は
スケジュールの無理です。

その時は、丁度、他の案件で忙しくて、
とても引き受けられる
状況ではありませんでした。

ですが、知り合いからの
お願いという事もあり、
いろいろ条件をつけて
引き受けはしたのですが、

やっぱり、いろいろな所で
無理が出てきてしまいました。

契約書を交わしていない

そして、2つ目の失敗は
契約書を交わして
いなかった
事です。

これが、どこの誰とも
知らない人であれば、
それなりの対処はしていたと
思うのですが、

知り合いから・・・という事もあり
すっかり安心しきって
契約書等は全く交わして
いませんでした。

でも、実はメール等でも
連絡は取りあっていて、
法律上は、それでも契約は
成立するのですが、
(口約束でも OK)

でも、どちらが
どれだけの責任という事も
明記はしていないので、
裁判で争っても、いろいろなところで
対立し、かなり面倒になってきます。

エンジニアは、
時間が何よりも優先すべき資源なので、
これらの件では
高い勉強料だったと思って
あきらめたのですが、

契約書を交わして
そこにきちんと明記してあれば、
事も単純化できますし、
相手によっても、抑止力になって
途中でやめる・・・なんていう事は
かなりやりにくく
なっていたのではないかなぁと
考えています。

コミュニケーション不足

まず 1つ目の方ですが、これは、
途中で方針が合わないという事で
決裂しました。

でも、そもそも仕事の「方針」などと
いうものは、仕事をする方に
決める権利があります。

なぜなら、
仕事をする方が
商品の提供者だからです。

例えば、イタリアレストランが
あったとして、
それがお客さんに
「なぜ中華を出さないんだ。」
と言われても、
何言ってるんだ? この人・・・
という事になると思います。

その店で
何を出すという「方針」は
売る方に決める権利がある訳で、

買う方の権利というのは、
せいぜい、そこのお客様に
なるか、ならないか? くらいの
権利しか持っていないのです。

・・・ ですから、
今回の件も、方針を決める権利は
私が持っているはずだったのですが、

とはいえ、その方針を
きちんと最初に
示しておくべきだったのでは
ないかと考えています。

そうすれば、相手がそれに
納得いかないという事であれば
仕事に着手する前に
決裂したかもしれないので、
損害も出なかったかもしれません。

それまでは、
口コミで、エンジニアとしての
私を知っている人からの
依頼ばかりだったので、
そういった視点が抜けていましたね。

なので、現在は、開発の方針を
パワーポイントで作って、
それを印刷してファイルに挟み

いつでも、依頼を受けられる様に
自分の開発方針を
説明できる様に
かばんに入れて持ち歩いています。

 

そして、もう1つの方ですが
これは、依頼元とのやり取りを
完全に、知り合いに任せてしまい
私は、知り合いの向こう側にいる
依頼者と全然連絡を取る事は
ありませんでした。

これは、私の開発方針を
伝えられなかったという事も
ありますが、
それ以上に大きいのは、
私が、その相手を知らないで
仕事を受けてしまった
事だと
思います。

なぜなら、仕事が流れた時の
先方の態度を聞く限りでは、
そもそも、自分が一緒に仕事をしたい
タイプではなかったからです。

受注前にも、きちんと
コミュニケーションを取って、
相手を知った上で
仕事を受ける様にしておけば、
今回は依頼を断る事によって、
失敗を回避できたかもしれません。

 

以上、私の失敗談でしたが、
是非、これをご参考に
あなた自身は、こういった事に
どの様に対処していくのかを
考えて頂ければと思います。