今回はソフトウェア開発の
ステップ (手順) について
お話したいと思います。
ソフトウェア開発のステップは
大きく4つに分かれます。
- 要件定義・・・どの様な物を作るか決める。
- 設計・・・ どの様に作るか (どの様な構造で作るか) を決める。
- プログラミング ・・・ 作る
- テスト ・・・ 作ったものが、きちんと動くか確かめる。
これまでに、「計画型」や「アイデア型」、
「作業型」や「創造型」といった
様々なタイプのソフトウェア開発について
話をしましたが、
どのタイプでも、だいたいこの手順で
ソフトウェアを作っていきます。
ただ、これらのステップを
どの様に動かしていくかが
開発タイプによって違っていて、
例えば計画型の開発では
要件定義、設計、プログラミング、テストは
それぞれ十分な期間をとって
1回ずつ行なっていきますが、
アイデア型の開発では
実際に動くものを見ながら
価値の高いソフトを作っていくので
要件定義 -> 設計 -> プログラム -> テスト
-> 要件定義 -> 設計 -> プログラム -> ...
と、それぞれを短い時間で数回回していきます。
また、これらの順番は
入れ替える事ができず・・・
(例えば、プログラムの前にテストする事はできない。)
要件定義 -> 設計 -> プログラム -> テスト
・・・と川が流れる様に進んでいくので、
最初の方に行う、要件定義や設計を
上流工程・・・
後の方に行うプログラムやテストを
下流工程と呼んだりします。